・電池は新しいものを使用します。
新しい電池またはフル充電した充電池をお使いください。予備も数本用意しておきます。
・事前の試し録音をします。
当日の環境に近い状況で試し録音をしてください。録音した音声はイヤホンを通じて再生確認してください。
ボイスレコーダー本体で聞くと音質やノイズがわかり難いためです。
・録音機材に触れる音
録音中はマイクやボイスレコーダー等の機材に触れないようにします。
・振動音
布等をレコーダーの下に敷きます。
・ポケット等に入れて録音する際の衣服と擦れる音
布等で包みボイスレコーダーが動かないようにします。
・反響音
指向性マイクを使用し、音声の方向に向けて録音します。
・空調音
ボイスレコーダーのローカットフィルター(低域ノイズカット機能)を使用します。
・プロジェクター、パソコン等の動作音
それらのものからボイスレコーダーを遠ざけます。
・環境音
外の騒音や風の音を遮断するために窓を閉めます。
その他、紙をめくる音、メモを取る音、ティーカップ等の食器の音、咳払い、くしゃみ等もノイズとして録音されます。
ICレコーダーで録音した音声ファイルはmp3やwma等の汎用性の高い形式が主流ですが、古い型のものは各メーカー独自の形式の場合があります。
当社ではほぼ全てのICレコーダーデータ形式に対応しておりますので、次の表をご参照ください。
ファイルの送信方法は、対応可能なメディア・ファイル/送信方法をご確認ください。
対応可能形式 | 仕様/特記 |
---|---|
mp3/wma | 保存形式を選択する場合や別の形式から変換する場合は、この形式をお薦めします。 |
wav | 容量の大きな形式の為、データの転送に時間がかかる場合や、送信できない場合があります。 データ変換をして容量を軽くしてから送信するか、またはメディアに焼いて送付ください。 |
dss | オリンパス独自の形式 |
msv/dvf/ics | ソニー独自の形式 |
dmr/dvr | 東芝独自の形式 |
vm1 | パナソニック独自の形式 こちらの場合はお問い合わせください。 |
ロの字型のレイアウトの場合、マイクの後ろにいる方の声も拾えるように、マイクをレイアウトの1/3あたりに置きます(2/3がマイクの前方面)。
発言が重要となる人の方向に録音機材を向けます。
下図のようにマイクと延長コード、延長コードとICレコーダー(マイク端子)をつなげます。
事務局の手元にICレコーダーを置くことで、録音されている音声をイヤホンで聴きながら作業ができます。
延長コードがない場合は、マイクスタンドの足元にICレコーダーを置きます。
人数が多い場合やもう1セット機材が用意できる場合は、下の写真のように配置します。
録音開始後に、会議参加者の皆様に順次お名前と短いご挨拶をいただけますと、そちらを手掛かりに発言者の判別を行わせていただきます。より高い精度で成果物を提供することが可能となります。
例)「水上です。よろしくお願いします。」
外や喫茶店など、周りの雑音が入りやすい場所を避けます。
ポイント2インタビュイーに録音機材を向けます。
ポイント3イヤホンを使って録音状況を確認してからインタビューを始めます。
ポイント4相づちによりインタビュイーの発言がかき消されてしまうことがあるので、相づちを控えます。
マイクやICレコーダーは、発言が重要となる人の方向に向けます。下の写真より人数が多い場合は、もう1セット用意します。
録音開始後に、会議参加者の皆様に順次お名前と短いご挨拶をいただけますと、そちらを手掛かりに発言者の判別を行わせていただきます。より高い精度で成果物を提供することが可能となります。
例)「水上です。よろしくお願いします。」
ホテルや講演会場では、録音機材がカセットデッキやMDの場合があります。
これらの録音機材はラインから直接録音するので音質はとても良いのですが、カセットテープやMDに録音しなければなりません。
音声を起こしたり、音声を再配布するためにパソコンに音声データを保存するには不便です。
このような場合は、以下のような手順でカセットデッキやMDに直接ICレコーダーを繋いで録音します。
カセットデッキやMDのプラグは、ICレコーダーのミニプラグと大きさが違うので、変換アダプターを使い、ICレコーダーを繋ぎます。
普通のケーブルで繋ぐと音が割れてしまいますので、抵抗入りのケーブルを使って繋ぎます。
カセットデッキに変換プラグをつけて抵抗入りケーブルでICレコーダーを繋いだ状態です。
ICレコーダーの録音ボタンを押しただけでは録音されていません。
必ずカセットデッキやMDも「録音状態」または「録音待機状態(スタンバイ)」にしてください。
カセットデッキの場合はカセットテープを入れておかないと録音状態になりませんので、お気をつけください。
テープ起こしをご依頼のお客さまには、必要となる機材一式(変換アダプター・抵抗入りケーブル・ICレコーダー)を無料で貸出しいたします。
録音・録画機材レンタルサービス(無料)