「タイムコード」「タイムスタンプ」は、文字起こし・テープ起こし業界においては、音声データや動画データをテキスト化する際に1分ごと、5分ごと、10分ごとなど決まった間隔ごとに時間情報を記載することを指します。
「タイムコード」「タイムスタンプ」とは、文字起こし作業において、音声データや動画データの開始からの経過時間を5分ごとや10分ごとなど、決まった間隔で原稿中に記載することです。基本間隔を5分としている文字起こし・テープ起こし業者が多いようですが、1分ごとや10分ごと、タイムコードなしなども指定できる業者もあります。タイムコードを入れることで、音声データと文字起こし原稿の照合が容易になります。
例えば5分ごとにタイムコードを入れる場合は、最初に「0:00:00」、 5分ほど経過し句点(。)などで文章が途切れた所で次のタイムコードを入れます。この際、5分ちょうどや10分ちょうどになることはあまりなく、数秒から数十秒ずれた時間を記入することになります。
例
0:00:00
A それでは始めたいと思います。
:
B 確かにそういう側面は否定できませんよね。
0:05:03
A そうでしょ?
:
また発注者様との取り決めにより、発言が聞き取れない箇所にタイムコードを入れる場合もあります。
例
C あの人はいつもど●●(@1:35:50)だからね。
タイムコードの挿入は、文字起こしした原稿とその元となる音声との照合を容易にするために行うものです。よって発注者様の意図や目的によってタイムコードを打つ間隔は変わってきますし、特定の場面や言葉に対してタイムコードの記入が必要になることもあります。