文字起こし・テープ起こし用語集

タイムコード・タイムスタンプたいむこーど・たいむすたんぷ

「タイムコード(タイムスタンプ)」とは、音声や映像を文字に起こす際に、その発言が再生データのどこに対応しているかを示す時間情報です。一般的には5分ごとや10分ごとなど、一定の間隔で記録され、原稿と元データの照合や見直しを容易にします。

例えば、5分ごとにタイムコードを挿入する場合は、冒頭に「0:00:00」と記載し、その後5分前後の自然な区切りに次のタイムコード(例:「0:05:03」)を挿入します。こうした処理により、文字起こしがより実用的な資料として活用可能になります。

タイムコードは、主に発話のタイミングが分析対象となる言語学や教育学の分野で活用されています。また質的研究用のインタビューなど、発言内容の精密な記録が求められる場面でも役立ちます。

さらに近年では生成AIや音声認識技術の進展により、企業内でも音声データの活用に関心が高まっています。企業内独自の生成AIを開発するため、通話記録や顧客対応などの音声に、細かいタイムコードを挿入するニーズも増えています。 

東京反訳のタイムコード指定

東京反訳では、一般的な5分・1分単位でのタイムコード挿入はもちろんのこと、1秒未満の細かな指定にも柔軟に対応しております。研究用データはもちろん、AI開発や社内データ利活用など、幅広いニーズにお応えいたします。特殊なタイムコードの指定をお求めの際は、ぜひお電話またはお問い合わせフォームにてご相談ください。