東京反訳が全社員ITパスポート取得を目指すわけ

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一般的によく耳にする資格の一つである『ITパスポート』とは、

「ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」
(出典 https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html

と定義されています。
IT系の国家資格では入門レベルで合格率は50%程度、と簡単そうに見えるのですが、ところがこれがとんでもない。情報処理の仕組みから経営全般に関する知識、簡単なプログラミングまで網羅されており、この勉強をするだけでITの素養からビジネス知識まで、ビジネス上でかなりのレベルアップを図ることができます。内容がある程度とっつきやすく、学んだことがもろにビジネスに役立つところに私はITパスポートの有効性を感じています。

当社ではセキュリティに対して積極的に投資しておりますが、外部からの悪意のある攻撃は日々巧妙になり防ぐのに工夫が要ると強く感じております。人が何気なくとる行動で思わぬリスクが増幅されることがありますので、社員一人ひとりの情報リテラシーを上げる必要を強く感じた、というのが今回の施策のきっかけでした。
さくらインターネットさんやニトリさんが社員に取得を推奨しているのもニュースになっておりましたが、ITパスポートの知識はDXやSaaS導入などにあたっても基礎能力として非常に必要であり、実践的だからだろうと考えております。

当社ではITパスポートを全員に取得してもらうため、「受験費用は会社負担」「取得後の手当てとして1万円を支給」「対応テキスト、過去問題集の貸出」「学習時間の設定」など各種取り組みを行いました。この施策は社内でも好評で、ありがたいことに以下の声をいただいています。

  • 会社の施策として行われたので、資格取得のきっかけになる。受験費用をサポートしてもらえるので、チャレンジしやすかった。
  • 受験費用も勉強時間も勉強ツールもお膳立てしてもらえて、受けない理由はなかった。
  • (中途入社の社員からは)そもそも入社前に「資格がほしいな」と思っていたが、時間がなかった。資格取得制度もあり、今回このような施策があったのでチャレンジできてラッキーだった。

勉強する社員は大変なのですが、ITの知識も、ビジネス的な知識もセキュリティーの知見も手に入り、履歴書にも書ける資格は喜んでくれるメンバーも多く、会社としても取り組んでよかったなと感じています。また資格取得により、社員からは「セキュリティやITの全体像が見えた気がする」「単語や言葉の意味を理解したので、PCやシステムが体系的に分かるようになった」「社内システムの改修も、できることと実現が難しいことがあることもよくわかった」というコメントもあり、今後も本施策を強化していくことを考えております。

「全社員でITパスポート以上の資格を取得しよう」と目標を定めて1年、現状の取得状況をプレスリリースで公表させていただきました。

当社では今後もセキュリティ向上に資する取り組みを拡大していくことで、お客さまが安心してご依頼いただける会社であり担当者でいられるよう努力して参ります。
公開日:2024.4.9

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株式会社東京反訳 田邊英司 代表取締役社長

執筆者

東京反訳株式会社 田邊英司 代表取締役社長

1972年生まれ。大学卒業後、電機メーカーに勤務。
通信機器の販促・営業・企画に従事した後独立し起業。
2018年4月より東京反訳の経営に参画。2020年10月に専務取締役に就任。
経営戦略室・システム部を担当。
2023年6月代表取締役社長に就任。