土佐堀川ぶらり(3)

「あさが来た」ポスター NHK朝ドラ「あさが来た」の原案、広岡浅子の生涯を描いた小説「土佐堀川」を、 古川智映子さんが執筆したのは、今から27年前である。 当時、広岡浅子に関する情報は少なく、『大日本女性人名辞書』に わずか14行ほど記述がある程度で、殆ど知られていなかったようである。 そこを古川智映子さんが、広岡浅子の足跡を追って各地に出向き取材し、 広岡浅子の人間模様の点を線で結び小説にした。 広岡浅子の座右の銘であり、ドラマのテーマになっている『九転十起(きゅうてんじゅっき)』。 古川智映子さんの人生もまた、離婚、経済苦、闘病と苦難の連続だったようであり、正に小説を地で行く人生。 その中で浅子に語りかけるように『土佐堀川』を書き上げたと言う。 そんな作家古川智映子さんの生き方にも思いを馳せながら、土佐堀川に沿って来た道を戻った。 本当に今日はあったかい。中之島に桜の花が咲くのも近いと思った。