【2018年】クリスマスプレゼントにも! 今買える家庭用ロボット(1)

【2018年】クリスマスプレゼントにも! 今買える家庭用ロボット(1)

このエントリーでは、次の関連記事の内容を更新しつつ、2018年の今オンラインで買える主に音声認識機能付きの家庭用ロボットを紹介する。

※本ページの内容は2018年11月30日現在の情報です。

【(1)目次:本ページはこちら】
かわいらしさで人気の、ロビシリーズ
ペットとして新しい選択肢のひとつ、ペット型ロボット
ファンにはたまらない、キャラクター型ロボット
【(2)目次】
自分のペースで英語学習ができる、英会話ロボット
論理的思考力などを養える、STEM教育用ロボット
日々の暮らしを豊かにしてくれる、コミュニケーションロボット
その他、コミュニケーションロボットや個性派ロボット
ロボットだって、まずはレンタルという方法もあり

かわいらしさで人気の、ロビシリーズ

「ロビ(Robi)」は、ロボットクリエイター高橋智隆氏がデザイン・設計を手掛けたオリジナルロボットの名称で、現在はその人気からいろいろなタイプのロビが登場、販売中だ。音声認識による会話に対応しているのは、デアゴスティーニ・ジャパンの分冊百科『週刊ロビ』、『週刊ロビ2』で組み立てられる初代ロビとロビ2、デアゴスティーニ・ジャパンとタカラトミー共同開発の「もっとなかよしRobi jr.」。データを記録して遊ぶ仕様で、ネットにつながらないタイプなので、本体だけで楽しめる。


初代ロビとロビ2は、二足歩行が可能なコミュニケーションロボット。ロビ2は初代ロビの進化版で、認識語彙数が増えたほか、カメラ搭載による顏認識(最大10人)、時計・カレンダー機能、付属絵本の読み聞かせなど、できることが大幅に増えている。QRコード(ロビ2完成後、定期的にメール配信予定)で機能拡張できるところもポイントだ。

■『週刊ロビ(初版再刊行版第三版)』— 初代ロビが完成
全70号で完結済、総額約14万円。バックナンバーは一部在庫切れ(初版は販売終了)より、現時点で初代ロビを入手するなら組立完成品の購入を検討しよう。

■『週刊ロビ2』— ロビ2のほか相棒ロボット「キューボ(Q-bo)」も完成
2017年6月創刊、2018年12月11日に第74号が発売予定。全80号予定で、総額約17万円。定期購読の申し込みは現在も可能ではあるが、バックナンバーは一部で在庫切れあり。

■「もっとなかよしRobi Jr. (ロビジュニア)」— 会話を楽しむトイロボット
Robi jr.の進化版で、おしゃべりは2倍の約2,000フレーズが収録されたほか、仲良し度UP機能を搭載。音声認識による会話は頭のボタンを押して話し掛けることで可能(特定36ワードを理解)。メーカー希望小売価格1万5,000円(税抜)。


ロビシリーズ全てにいえるが、ロビの動作や反応はゆっくりめなので、会話もロビがうまく音声を認識できるように少し意識して話してあげるといい。【参考動画】もっとなかよしRobi Jr. 音声認識のコツ

ペットとして新しい選択肢のひとつ、ペット型ロボット

ペットが欲しいけど何らかの事情で飼えない、そんなときにはペット型ロボットを検討してみては。手頃なトイロボットから本格的なコミュニケーションロボットまで、今はいろいろなタイプのものが販売されている。


2018年1月にソニーから発売された犬型ロボットのaibo。自律型で、人とふれあうことで成長していく。先代AIBOと比べると、丸みのある愛らしいフォルムで表情豊か。

■「aibo(アイボ)」— 本格的なペット型コミュニケーションロボット
複数のセンサーやカメラ、音声認識機能、AI搭載、そしてクラウドとの連携で、飼い主を認識し、ふれあうことで個性を育み成長、寄り添ってくれるようになる。本体価格19万8,000円+税、ベーシックプラン(3年)が必須でその利用料が別途必要。

■「Hello! Zoomer ミニチュアダックス」— 複雑な設定は不要のペット型トイロボット
2018年10月に発売されたタカラトミーOmnibot「Hello! Zoomer」シリーズの最新型。「おて」「おすわり」など英語・日本語計50種類以上の言葉(ボイスコマンド)を理解、かわいい動作で元気に遊んでくれる。メーカー希望小売価格1万5,000円(税抜)。


最新のミニチュアダックスモデルは、見た目がより犬らしく進化。約2分ほど触らないと電源は自動的にオフになる。後頭部と胸・おなかにはタッチセンサーあり。ボイスコマンド(音声認識)はバックボタンを押して話し掛ける仕様。

タカラトミーOmnibot「Hello! Woonyan」(猫型)、「Hello! DINO」(恐竜型)シリーズは、新型が発売されておらず、現在タカラトミー公式サイトではアーカイブ扱い、タカラトミーモールでは在庫なし/取扱なしの状況(アマゾンなどでは現在在庫あり、購入可能)。

※タカラトミーOmnibotシリーズの「OHaNAS」も同状況のなか現在アマゾンなどでは購入可能だが、クラウドサービスは2018年3月31日をもって終了しており、会話や発話に関する機能は一部使えなくなっているなど変更が生じているので注意。

■癒やされたいなら、ぬいぐるみタイプも。
ぬいぐるみタイプは触り心地がよく癒やし効果抜群。触っていて反応を返してほしいなら、センサーの搭載(数や位置、反応パターンなど)をチェックしよう。本物の動物に似せたものは、より親しみやすくセラピー効果も期待できる。

【ぬいぐるみタイプ】◎PARO(パロ)、◎Chapit(チャピット)、◎ここくま、△なでなでワンちゃん/なでなでねこちゃんDX2、△Hasbroゴールデンパップ・インタラクティブロボット・トイドッグ、×夢ねこプレミアム など。

※記号 ◎:音声認識機能あり △:言葉を認識はしないが、音に反応するタイプ ×:音には反応しないタイプ


手頃な価格のものはシンプルでローテクだけど、だからこそ愛らしく、いい関係が築ける部分も。夢ねこプレミアムは、音には反応しないが、まるで本物のネコを飼っているような気分にさせてくれる。

ファンにはたまらない、キャラクター型ロボット

人気映画やアニメのキャラクターがモデルとなったロボットが結構増えてきた。その世界観を体感できるキャラ型ロボットは、どれもファンにはたまらないものばかり。


『鉄腕アトム』の世界観をベースとして生まれたATOMは、二足歩行、カメラ搭載による顏認識(最大12人)が可能で、音声認識機能、AIも搭載。本体(基本機能)だけでも楽しめるが、ネット接続やベーシックプランの加入で拡張機能や発展機能が利用でき、会話力などが成長していく。

■『鉄腕アトム』がモデルのコミュニケーションロボット「ATOM(アトム)
ATOMは、講談社の分冊百科『週刊 鉄腕アトムを作ろう!』で組み立てられるキャラクター型ロボット。分冊百科は2017年4月創刊で、全70号で完結済、総額約18万円。現在バックナンバーは在庫ありで全巻一括購入が可能、また組立完成品も21万2,900円(税抜)で販売中だ。ATOMを成長させるには、本体以外にベーシックプランへの加入(月額利用料)と無線LAN環境が別途必要。

■アニメ『攻殻機動隊 S.A.C.』に登場するタチコマを再現「Tachikoma 1/8 scale(1/8タチコマ)
1/8タチコマは、多脚戦車「タチコマ」を8分の1サイズで再現したスマート・トイ。オリジナルボイスなど600種類以上を収録、数々の音声認識技術、物体認識機能、並列化機能などを搭載し、その世界観を再現している。通常版販売価格15万7,400円(税抜)。機能を最大限に生かすには無線LAN環境が必要。


スマホアプリからコントロールも可能で、覚えた情報はクラウドに送信され他の1/8タチコマと並列化、学習・成長していく。トイ(おもちゃ)カテゴリーだが、価格も性能もロボタイズド・キャラクターの域。対象年齢は15歳以上。

■アニメ『機動戦士ガンダム』に登場するマスコットロボット「ハロ」を再現した「ガンシェルジュ ハロ
ガンシェルジュ ハロは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の会話をするために生まれたコミュニケーションロボット。本体価格13万8,000円(税抜)。ガンダムについて心ゆくまで話し合うには無線LAN環境が必要で、2019年10月1日からはサーバー利用料(月額)が発生予定となっている。


ガンシェルジュ ハロは、ガンダムの知識を豊富に持つスペシャリストだ。2019年3月には大型アップデートにより『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の会話も追加予定。

■映画『スター・ウォーズ』シリーズで大活躍のドロイドを再現したトイロボット
スフィロのドロイド・シリーズは、完成度が高くユーザーからも高評価。現在のラインアップは「BB-8」「R2-D2」「BB-9E」「R2-Q5(アマゾン限定)」の4つで、これらは全て同じアプリ(日本語対応)で操作可能。音声認識対応はBB-8のみ。発売当初に比べると現在アマゾンでは結構値下がりしているので、お安くゲットできそう。


BB-8は2015年9月に発売されたが、2017年9月にはアクセサリのTRAINER(トレーナー)がセットになったモデルが発売された(本体に大きな変更はないよう)。

■アニメ『ポケットモンスター』の大人気キャラ、ピカチュウ型のトイロボット「ねえHellopika(ハロピカ)
話し掛けたりつついたりすると、おしゃべりしてくれたり振り向いたりしてくれる、とってもかわいいコミュニケーションロボット。機能はシンプルで、音声認識というより音に反応してくれるタイプだが、それが逆にピカチュウのかわいさを際立たせている。メーカー希望小売価格2,990円(税抜)。


ポケットサイズで腕の部分がクリップになっているため、胸ポケットなどに入れたときには手が外に出るようになっているところもポイント。10分間放置するとスリープモードになるため、解除には電源を入れ直す必要あり。

■ピカチュウ好きなら、ぬいぐるみタイプもおすすめ!「しゃべくりシリーズ ピカチュウ
音声認識が可能で、話し掛けると言葉に反応してくれる、ピカチュウのぬいぐるみ。ロボットではないし認識できる言葉は9ワードだけど、うまく伝わらなくてもピカチュウらしく反応してくれるので、がっかり感はないはず。ぬいぐるみの癒やし効果+ピカチュウのかわいらしさ+手頃な価格で、きっと満足できること間違いなしだ。メーカー希望小売価格3,990円(税抜)。

次回に続く