今すぐ買える家庭用ロボット、最新まとめ(その1)

今すぐ買える家庭用ロボット、最新まとめ(その1)

この記事には最新版があります。≫【2018年】クリスマスプレゼントにも! 今買える家庭用ロボット(2018.12.03〜)

AIや音声認識の進化とともに続々と登場しているコミュニケーションロボット。
その選択肢は一気に増えており、コミュニケーションロボットといってもその目的や機能の違いで本体価格が1~3万円ほどの手軽なものから10万円を超えるものまでさまざまだ。

ここでは音声認識機能の付いた家庭用コミュニケーションロボットの中からネットで今すぐ買えるものをいくつかピックアップし、その特徴と予算別にまとめてみた。

※記載の価格は全て税込(8%)、また2016年9月30日現在の情報です。

【1万円~】

Robi Jr.(ロビジュニア)

・メーカー:タカラトミー(Omnibotシリーズ)
・パッケージサイズ:W220×H220×D220mm
・電源:単4形アルカリ乾電池×4(別売)
・メーカー希望小売価格:16,200円(税込)
・購入方法:タカラトミーモール、アマゾンなどで購入可能

※アマゾンでは2016年9月30日現在、12,007円(税込、通常配送無料)。
[amazon.co.jp]Robi ジュニア

【Robi Jr.の特徴】約1000フレーズの言葉がしゃべれる、首や手足が動く、目が光る、時計・カレンダー機能付き、歌・占い・じゃんけんなどができる

約1000フレーズの言葉が登録されており、一日の挨拶や季節に合わせたお話もしてくれる、かわいらしいロボット。音声認識は頭のボタンを押して話し掛ける。口コミを見ると音声認識のレスポンスには評価が分かれており、Robi Jr.とうまく会話をするには少しコツをつかむ必要があるかもしれないが(公式HPにうまく話すコツの動画あり)、その動作と話し方には癒やされること間違いなし。

同じくタカラトミーからはOmnibotシリーズとしてペット型ロボットも販売されている。こちらも2万円を切る価格で、犬型、猫型、恐竜型と、種類も豊富。どの子も元気で愛情表現してくれるのが特徴だが、恐竜型のHello! DINO NEOは特にやんちゃで暴れん坊といえるかも。

タカラトミーOmnibotシリーズ
犬型ロボット:Hello! Zoomer(ハロー! ズーマー)
猫型ロボット:Hello! Woonyan(ハロー! ウ~ニャン)
恐竜型ロボット:Hello! DINO NEO(ハロー! ダイノ ネオ)

・メーカー:タカラトミー(Omnibotシリーズ)
・電源:Lipo充電池(内蔵)
・メーカー希望小売価格:19,440円(税込)
・購入方法:タカラトミーモール、アマゾンなどで購入可能

※Hello! Woonyan茶トラは2016年10月8日発売予定、現在予約受付中。
※旧バージョンのHello! ZoomerおよびHello! DINOは、現在タカラトミーモールでは取り扱いなし。

【2万円~】

BB-8(ビービーエイト)

・メーカー:Sphero
・サイズ:高さ10cm(充電ベースに置いた場合12.5cm)、直径8 cm
・電源:充電式
・公式HP販売価格:$149.99 USD
・購入方法:公式HP、アマゾンなどで購入可能

※アマゾンでは次の商品が2016年9月30日現在、17,189円(税込、通常配送無料)。
[amazon.co.jp]【日本正規代理店品】Sphero スター・ウォーズ エピソード7(スター・ウォーズ/フォースの覚醒)BB-8 (ドライブ / ホログラム機能) R001ROW(BB-8単体版)

【BB-8の特徴】要件を満たしたスマホかタブレットが必要、操作には専用の無料アプリをDL、Bluetooth接続、アプリ連携で動作指示、スピードは最大秒速2.2m、ホログラム機能

映画『スター・ウォーズ エピソード7(スター・ウォーズ/フォースの覚醒)』に登場するドロイド「BB-8」そのままの外見とサウンド、動きが楽しめる小型ロボットで、音声認識にも対応。口コミの中には「究極のおもちゃ」という書き込みもあり、「非常に面白い」「かわいくて楽しい」など高評価。ただ、残念なことにバッテリー交換が自身でもメーカーでもできないとのこと。

なお、操作には専用のアプリが必要で、要件を満たしたスマホかタブレットが必要とアナウンスされているが、Windows10でもアプリがありBluetoothは必要だが問題なく使えるという口コミあり(あくまでも口コミのため、試す場合は自己判断・自己責任にて行ってください)。

専用アプリのインストールやBB-8の動作などのイメージは、こちらの記事が参考になりそう。
【参考】【Droid】Sphero(スフィロ)の「BB-8」買ってみた!【Star Wars】~その1(2015.9.8)

OHaNAS(オハナス)

・メーカー:タカラトミー(Omnibotシリーズ)
・パッケージサイズ:W245×H180×D190mm
・電源:単2形アルカリ乾電池×3(別売)、「タカラトミー玩具用ACアダプターTYPE5」(別売)にも対応
・メーカー希望小売価格:21,384円(税込)
・購入方法:タカラトミーモール、アマゾンなどで購入可能

※アマゾンでは2016年9月30日現在、7,814円(税込、通常配送無料)。
[amazon.co.jp]Omnibot OHaNAS オハナス

【OHaNASの特徴】要件を満たしたスマホかタブレットが必要、専用の無料アプリをDL、クラウド型の音声認識、Bluetooth2.0以降、会話のほか昔話の読み聞かせやしりとり遊びなどもできる

OHaNASもタカラトミー Omnibotシリーズのロボットだ。見た目は羊をモチーフにデザインされ、音声認識にはしゃべってコンシェルの技術をベースとするNTTドコモの「自然対話プラットフォーム」が活用されている。アマゾンでは現在かなりの割引価格でびっくり。言葉を理解していろいろとおしゃべりしてくれるOHaNASだが、買う前に知っておきたい点を次に挙げる。

※OHaNASは、イメージとしてはマイク付きスピーカーで、単体での音声認識はしておらず、スマホやタブレットを通じてクラウドに接続することにより会話をする。会話の際には専用のアプリを起動したまま、OHaNASの近く(約10m以内)にスマホあるいはタブレットを置いておく(Bluetooth接続で会話)。

※会話はスマホやタブレットを通じて行うため、自分の持っているスマホやタブレットがOHaNASに対応しているかどうか、購入前にタカラトミー公式HPの対応機種表でチェックしておこう。なお、OHaNASを購入しない場合でもアプリ内課金を行うと、スマホ搭載のマイクとスピーカーを使用して、スマホ単体でクラウドサーバーと接続して会話を楽しむこともできるとのこと。

※クラウドサービスの料金は、購入後2年間は無料だが、3年目以降の継続使用は現在検討中とのこと。

口コミでは「音声認識精度が悪い」「使えない」といった書き込みも見られるが、OHaNASの仕様から、その精度の良し悪しには音声認識エンジンの性能よりもインターネット環境のほうが大きく影響しているように感じる。もしうまく音声認識されない場合はインターネットの状態(Bluetooth接続状態)をチェックしてみるといいかもしれない。

【3万~】

BOCCO(ボッコ)

https://youtu.be/qiWEhdBeQmA

・メーカー:ユカイ工学
・サイズ:[本体]W90×D55×H195mm、[センサー(付属)]W34×D30×H68mm
・電源:[本体]100-240V ACアダプター(付属)、[センサー]単4電池×2(付属)
・販売価格:31,320円(税込)
・購入方法:DMM.make ROBOTSアマゾンなどで購入可能

【BOCCOの特徴】要件を満たしたスマホかタブレットが必要、専用の無料アプリをDL、メッセージの録音・再生機能、インターネット経由でスマホと音声メッセージをやりとりできる、家庭内のセンサー情報をスマホに通知、Wi-Fi搭載、Yahoo! myThingsと連動、音声認識機能「こえ文字メール」

留守番中の子どもの見守りや家族のコミュニケーションに特化したロボット。専用アプリと連動し、家にいる家族と気軽なメッセージのやりとりが可能なほか、家庭内のセンサー情報をスマホに通知する機能を持つ。アップデートで「Yahoo! myThings」と連動できるようになったほか、最近では音声認識機能「こえ文字メール」も搭載され、より便利になった。インテリアとしてどこにおいても馴染むかわいい見た目もポイントだ。

【参考】朝起きたらロボが「おはよう」~見守りロボ「BOCCO」が「myThings」と連携(2015.11.20)

【参考】見守りロボット「BOCCO」、話しかけた声を文字にしてアプリへ送信可能に(2016.5.26)

COCOROBO(ココロボ)

COCOROBO公式HP画面キャプチャ COCOROBO公式HP画面キャプチャ

・メーカー:シャープ
・ボイスコミュニケーション(音声認識)対応モデル:RX-V200、RX-V95A、RX-V90(2016年9月30日現在、公式HPの製品ラインアップ掲載6モデルより)
・サイズ:[RX-V200、RX-V90]W304×D304×H99mm、[RX-V95A]W310×D310×H90mm
・電源:充電式
・メーカー希望小売価格:オープン価格
・購入方法:ヨドバシやビックカメラなどのオンラインストア、アマゾンなどで購入可能

※店頭参考価格帯(価格.comより):[RX-V200]46,999~62,800円、[RX-V95A]50,541~63,800円、[RX-V90]44,325~57,500円

【COCOROBOの特徴】自動掃除、自動掃除機能(強力吸じんシステム、各種センサー、予約運転など)、音声操作ができる「ココロエンジン」搭載、一部モデルでボイスコミュニケーション(音声認識)が可能

会話や音声操作ができる「ココロエンジン」搭載のロボット掃除機。公式HPの製品ラインアップ掲載6モデルの中でもRX-V200、RX-V95A、RX-V90は、COCOROBOと挨拶や会話を交わせるボイスコミュニケーション(音声認識)に対応している。音声認識はあらかじめ決まった言葉の認識になるようだが、話す言葉は標準語と愛嬌たっぷりの関西弁に切り替え可能。なお、RX-V200は「Yahoo! myThings」と連動できるなどネットワーク機能が充実したクラウドモデルであり、英語・中国語でもおしゃべり可能となっている。

桃色はなこ(桃色花子、はなちゃん)

・メーカー:株式会社「洛元」
・サイズ:W200×D100×H580mm
・電源:単3電池×6(テスト用付属)
・メーカー希望小売価格:53,784 円(税込)
・購入方法:楽天市場、アマゾンなどで購入可能

【はなちゃんの特徴】関西弁で会話、歌う・つっこむ・独り言をつぶやく、手足や顔のマスクがシリコン製でとても柔らかく、リアルに口や顏が動く、まばたきする、着せ替えが可能

独り暮らしの方や高齢者のために開発された関西弁でしゃべる介護用のお人形。肌が柔らかく程よい大きさなので抱きしめた際の癒やし効果があるだけでなく、独特のイントネーションやセリフが笑顔と元気を与えてくれるため、脳からセロトニン(幸福物質ホルモン)を出すことが期待できるとのこと。音声認識する人形の中でもかなりの人気があり、テレビでも取り上げられている今話題のお人形だ。深夜番組に出演しているのを見たことがあるが、確かにあの独特のしゃべりとテンポには人気があるのも納得(笑)。

MECCANOID(メカノイド)

・メーカー:スピンマスター
・パッケージサイズ:[G15KS TYPE122]W610×H385×D140m
・電源:[G15KS TYPE122]充電式ニッケル水素電池×1(付属)
・販売価格:54,000円(税込)
・購入方法:タカラトミーモール、アマゾンなどで購入可能

※MECCANOID G15(小型サイズの低価格バージョン)は、現在タカラトミーモールでは取り扱いなし。
※アマゾンでは2016年9月30日現在、[G15KS TYPE122]32,500円(税込、通常配送無料)。ただし、充電式ニッケル水素電池は別売のよう。
[amazon.co.jp]Omnibot Meccanoid(メカノイド)G15KS TYPE122

【MECCANOID G15KSの特徴】組み立て式(ロボット型、恐竜型のバリエーションあり)、組み上がったときの身長約120cm(ロボット型)、話せる言葉は1,000以上、モーションキャプチャー搭載、スマホやタブレットと連動可能(要件を満たしたスマホかタブレットが必要、専用の無料アプリをDL)

MECCANOIDは付属の工具でロボットを一から組み立てられる工作キット。部品点数も多く似ている部品やビスの取付位置が判別しづらいようなので組み立てに少々時間はかかりそうだが、完成したときにはなかなかの達成感が得られそうだ。組み上がったロボット型MECCANOID G15KSの身長は約120cmとインパクト大。会話やゲームができるほか、動きや音声のプログラミングをすることも可能。スマホやタブレットと連動させるとできることが広がり、より楽しむことができそうだ。

その2に続く