[iPhone/iPad] 子どもの知育・教育だけでなく大人も脳トレに生かせそうな、音声認識を利用したアプリ4選

[iPhone/iPad] 子どもの知育・教育だけでなく大人も脳トレに生かせそうな、音声認識を利用したアプリ4選

今回は、音声認識を利用したアプリの中でも、子どもも大人も楽しみながら知育や脳力トレーニングができそうなものを4つ選んで紹介する。なお、音声認識精度次第ではうまく解答できないということがあったり、少し使い勝手が悪いところがありはするが、そこは今後の改善に期待してほしい。

【目次】
静かに過ごすことを学べるトレーニングアプリ「子ども静かにタイマー」
ARで、もっと楽しく、深く知育。「ARこれ、なあに?」
声で答える新感覚アプリ「-音声認識- スピード暗算で計算力アップ! 脳のトレーニングにも」
問題を見て考えてから声に出して回答する「声で答える漢字クイズ – 音声認識で漢字の読み方を回答」

静かに過ごすことを学べるトレーニングアプリ
子ども静かにタイマー

ちょっと騒がしいお子さんをお持ちのパパ・ママのために作られたアプリ。操作は基本的にタイマーをセットして開始ボタンを押すだけでOKだ。アプリには音声レベル認識機能が備わっており、現在の音声レベル(周りの静かさレベル)は、下のバーで確認できるようになっている。

タイマーを開始すると、そこでもしお子さんが騒いでしまった場合、その声の大きさによって画面の寝ている犬が起き出してしまう。そして音声レベルが限界値を超えてしまった場合は、とっても怖い犬が怒って吠え出してしまってゲームオーバーだ。

この間はいつ吠え出してしまうかドキドキではあるが、このアプリを使えば、ただやみくもに叱るのではなく、ゲーム感覚で「寝ている犬を起こさないように静かにしようね」と視覚的に分かりやすく伝えることが可能だ。効果的に親子で楽しくトレーニングできるアプリになっている。

子ども静かにタイマー

【情報】iOS 6.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。価格:250円。最新更新:2015年10月2日。販売元:Naoya Sangu
[iPhone/iPad]子ども静かにタイマー – 時間感覚と静かに集中することを学ぶトレーニングアプリ | Keaton.com
iOSアプリをダウンロード(App Store)

ARで、もっと楽しく、深く知育。
ARこれ、なあに?

音声認識とiOS11のARKitを利用しており、表示された“絵”や“名前”をしゃべって当てる知育アプリ。ARモードでは、現実空間に動物や乗り物を表示させることができ、回り込んで立体感や動きを見ながら楽しく名前を覚えることが可能だ。

子どもの好奇心を刺激するいいアプリではあるが、肝心の音声認識については、自分の場合は一部長い名前のときに何度言ってもうまく認識されないことも多かったので、慣れるまでは少しストレスを感じることもあるかもしれない。

ARモードは、子どもの空間認識能力や創造力を育むのにとても役立ちそうだ。広い空間で遊ぼう。

ARこれ、なあに?

【情報】iOS 11.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。価格:無料。最新更新:2019年12月10日。販売元:ideacloud inc.
AR これ、なあに? | アイデアクラウド
iOSアプリをダウンロード(App Store)

声で答える新感覚アプリ
-音声認識- スピード暗算で計算力アップ! 脳のトレーニングにも

スピード暗算で計算力アップのほか、脳のトレーニングにも効果的な教育アプリ。問題の答えは声に出して言えばいいだけなので、テンポよくどんどん問題を解いていけるところが気持ちいい。ただし、上位ステージになるとかなり難易度がアップするので、そこでは結構な暗算力が求められる。

※本アプリは、同じタイトル・内容・販売元なのにデザインのみ違うものがもう一つあり、どうも2つ存在しているようなのだが、ここでは新しいと思われるほうで紹介している。

なお、無料で使えるのは嬉しいのだが、かなり広告が多いので、そこは使いづらく残念なところだ。

-音声認識- スピード暗算で計算力アップ! 脳のトレーニングにも

【情報】iOS 10.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。価格:無料、最新更新:2016年10月18日、販売元:funspire, Inc.
iOSアプリをダウンロード(App Store)

問題を見て考えてから声に出して回答する
声で答える漢字クイズ – 音声認識で漢字の読み方を回答

音声認識を使って、声で漢字の読み方を回答する漢字クイズアプリ。提供開始がつい最近という新しいアプリのため、現在問題は小学生レベル+αくらいまでとなっているが、今後は中学生や高校生レベルの問題なども追加されていく予定のよう。とはいえ、特に難読地名は、詳しくない人にとってはなかなか挑戦しがいがある問題だ。

なお、こちらも操作に慣れるとテンポよく解いてはいけるのだが、解答の流れが「ボタンタップ(マイクオン)→答えを言う→ボタンタップ(マイクオフ)→答え合わせ」なので、初めは少々使いづらかった。個人的には、答えを言ったらまたボタンタップという操作をすることなく自動的に答え合わせに進めるよう、今後の改善を期待したい。

声で答える漢字クイズ – 音声認識で漢字の読み方を回答

【情報】iOS 13.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。価格:無料、最新更新:2020年1月12日、販売元:Toru Shinnae
iOSアプリをダウンロード(App Store)