新会長・社長メッセージ

会長メッセージ

日々、当社のご依頼を快くお引き受けくださりありがとうございます。
2023年6月1日、代表取締役会長へと就任することとなりました。後任には、代表取締役専務の田辺英司を社長へと推挙し、就任の運びとなりましたことをここにご報告いたします。

社長退任にあたり、僕の過去の回想にほんの少しお付き合いください。

僕が人生で最初に起業に憧れたのは大学2年の時でした。
朝日ジャーナルという雑誌で自動車のホンダを本田宗一郎と藤沢武夫の創業者二人がゼロから立ち上げ会社を大きくしていくストーリーを読んで、いたく感銘したことがきっかけでした。大学を卒業して一般企業に就職した後も、先輩の起こした会社に参画したり、自分で小さな広告代理店を起業したり、経営の失敗もいくつも重ねて東京反訳を創業しました。

東京反訳を創業してまだ間もない頃は、文字起こしのできる方をホームページで検索して見つけ出して自ら電話でご依頼をしたり、地方の出張録音も飛んで行きました。社長兼、出張録音担当者です。メルマガの配信も自ら行っておりました。暑気払いや忘年会を本当によく開いては飲み明かしておりました。ワーカーさまそのお子さまもご参加くださり、まるで大勢の親戚の集まりのように楽しく騒いでいたことを思い出します。皆さまと親しくさせていただいたからこそ、全国各地、多くのワーカーさまとつながりをもつことができ、数々のお話を伺うこともできました。そして、創業以来ずっと、文字起こしの奥深い世界に魅了され続けてきたのだと思います。本当に心より感謝しております。

弊社HPの『東京反訳ヒストリー』にも書かせていただきましたが、ビジネスはなんとも人の縁、タイミングの縁。この縁をどれだけ大切に紡いでいけるかに尽きると思っております。
後任の田辺も、ある縁をきっかけに東京反訳に入社をしました。重要な当社のブランディングとなっているセキュリティー対策やシステム強化も、彼がアイデアを出し、周囲を巻き込み、いまのビジネスモデルへと昇華させてゆきました。

後継者のいない中小企業の経営者は65%と言われております。どんなに社会に役立つサービスを提供する会社も、会社が存続しなければ、このサービスを必要としている皆さまのお役に立てなくなります。それでは若い頃に掲げた創業の夢とは異なる結果となってしまいます。

会長職へと就任しましたが、今までワーカーの皆さまが僕にエールを送り続けてくれたように、僕も田辺を全力でサポートし、企業の成長を通じ社会貢献していきたいと思っております。どうぞ今までどおり、お力添えいただけますとうれしく思っております。

代表取締役会長
吉田 隆

略歴
1957年生まれ。大学卒業後、広告代理店に勤務。
31歳で独立起業、広告や名簿の作成、WEBの構築を行う。
2006年に東京反訳を設立。
2023年6月より現職。

社長メッセージ

2023年6月1日、吉田よりバトンを受け社長職を拝命いたしました。
当社を取り巻く環境が大きく変わり始めたタイミングでの交代で、非常に大きな責任を感じております。皆さま今後とも変わらぬお付き合いのほどを、何とぞよろしくお願い申し上げます。

私は2014年より東京反訳とのご縁をいただき、文字起こしをはじめとして出張録音、データ入力、字幕挿入、システム開発などのさまざまな業務に関わらせていただきました。文字起こしの奥深さ、楽しさに取りつかれた人間の一人でもあります。

文字起こし業界は長年にわたって変化の少ない緩やかな市場でしたが、近年AI音声認識が実用レベルに近づいてきたことによりIT活用の側面が強くなり、市場変化が急速に激しくなってまいりました。
当社としても顧客ニーズの変化に伴い業態を変容させていくと共に、今まで17年間積み上げたノウハウが強みとなるビジネス展開を図っていく所存です。

機械化が文字起こし業界に与える影響は非常に大きいものがございますが、逆に言えばマーケットの裾野を広げ、商機を増やす事象でもあると考えております。とはいえAI音声認識は長足の進化を遂げましたので、下書きレベルの文字起こしはスピードとコストの面で機械にアドバンテージがあり、対抗が難しくなりました。
「音がクリアで話者の少ない音声」などは音声認識で十分精度を出せるため、「人間が行う粗い精度の文字起こし」ニーズはなくなりゆくと想定しております。人間が行う作業は機械との差別化が要求される時代となりました。

今後は「自分が聞こえた音声をそのまま文字にするのではなく、話し手が話した言葉を日本語の原稿にしていく仕事」という「文字起こしの本質的価値」がさらに求められ、人手で行う作業に改めてスポットライトが当たると考えております。
私どもの価値として、タイピングの速さと耳の良さだけではなく、国語力、推察力、言葉への関心、探究心、検索力の向上により聞き取り力の向上を図ること。どのような内容の話題か考え、意味を取って起こすこと。丁寧な聞き取りと意味取り、読み直しを行って原稿として仕上げることが、より一層大切になってまいります。

東京反訳は人間ならではの高い作業品質を実現し、お客さまが楽になるような成果物をいかに供給していくかが、今後のキーポイントと考えております。私どもはワーカーさまと「人間ならでは」の作業品質で、文字起こしのみならずその他ビジネスを拡大し、皆さまへ提供できるお仕事量を拡大していくことを狙ってまいります。

ワーカーさまにおかれましては、今までどおりの高い品質、確実な納期、クイックレスポンスにて引き続きご対応いただけましたらありがたく考えております。当社としても研修などのスキルアップ機会をさらに増やしてまいります。
私どもに至らぬ点があれば、いつでもご指摘くださいましたら幸いです。今後とも東京反訳をどうぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
田辺 英司

略歴
大学卒業後、電機メーカーに勤務。
通信機器の販促・営業・企画に従事した後独立し起業。
2018年4月より東京反訳の経営に参画。
2020年10月に専務取締役に就任。
2023年6月より現職。

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