1)Wordの書式
東京反訳 書式最新版 Wordに上書きします。
2)Wordの設定
作業を行う前に、Wordで以下の3つの設定を行う。■段落冒頭に全角スペースを入力できるようにします。
1. Wordのメニュー[ファイル]を選択
2. [オプション]を選択「[ファイル]-[オプション]を選択の図

3. [文章校正]-[オートコレクションのオプション]を選択

「[文章校正]-[オートコレクションのオプション]を選択の図

4. [入力オートフォーマット]を選択し、以下の2箇所のチェックを外す
[行の始まりのスペースを字下げに変更する]
[Tab/Space/BackSpaceキーでインデントとタブの設定を変更する]

「[入力オートフォーマット]で上記2オプションを囲んだ図-チェックは外す

5. [オートフォーマット]を選択し、[行の始まりのspaceを字下げに変更する]のチェックを外す

「[オートフォーマット]で上記1オプションを囲んだ図-チェックは外す

6. [OK]を選択

※ これらの設定が有効になっていると、自動機能により、段落の最初にスペースキーを押してもスペースのデータが入力されず、レイアウト機能で見た目だけ1文字下がります。
Wordのデータを次のレイアウトソフトに移すと、1字下げがなくなるため、この自動機能を解除しておきます。

■スペースを見えるようにする
1. Wordのメニュー[ファイル]を選択
2. [オプション]を選択

「[ファイル]-[オプション]を選択の図

3. [表示]を選択
4. [常に画面に表示する編集記号]の[スペース]にチェックを入れる

「[表示]で上記1オプションを囲んだ図-チェックは入れる

5. [OK]を選択

※ この設定をすることにより、スペースを表示させることができ、スペースなのか1字下げインデントなのかを判別しやすくなります。

■文章校正機能を設定する
1. Wordのメニュー[ファイル]を選択
2. [オプション]を選択

「[ファイル]-[オプション]を選択の図

3. [文章校正]を選択
4. [Word のスペル チェックと文章校正]の[自動文章校正]にチェックを入れる

5. 表記揺れチェックの設定
[例外]の以下の2箇所のチェックを外す
[この文書のみ、結果を表す波線を表示しない]
[この文書のみ、文章校正の結果を表示しない]

「[文章校正]の上記3オプションを囲んだ図-4.はチェックを入れ、5.は外す

6. [OK]を選択

Microsoftサポート Office でスペル チェックと文章校正を行う - 「自動的なスペルチェックと文章校正をオンまたはオフにする」

※ 文章校正機能を設定しておくと、問題のありそうな部分に赤の波線等が表示され、最低限の文章校正を行うことができます。間違いを全てチェックできるわけではありませんが、原稿の精度を上げるために有効な機能です。
また、整文が不十分な箇所をチェックする際にも便利です。例えば、「そうなんです」と起こした場合、文字の下に波線が出ます。これは、話し言葉表記でいいのかというチェック機能になります。全ての話し言葉について波線が表示されるわけではありませんが、整文の精度を上げるために有効です。

3)Wordファイルの書式書式最新版のWordファイルは以下の設定になっている。

行数:36  行送り:18pt  余白:上35下30左30右30
とじしろの位置:左  ヘッダー:15mm  フッター:17.5mm
ページ番号はページの下中央
日本語用のフォント:MS明朝  英数字用のフォント:Century フォントサイズ:10.5