英字、数字とも全て半角で表します。

フォントはCentury。

※ 東京反訳「書式最新版」を使用すれば、半角英数字のフォントはCenturyになります。他のフォントになってしまう場合は、以下で東京反訳書式と同じ設定に変更します。
Microsoftサポート　既定のフォントを変更または設定する

1）英字

例

EU　　JR　　DVD　　NPO　　NTT　　JASRAC　　3LDK
Time is moneyとここに書いてある。
PBとは、Private Brandの略語。
例外 話者表記の中に英数字を含む場合は全角・MS明朝。

【例】
「Ｑ１：」「Ｑ２：」等
Ｑ１：では、インタビューと録音を開始しますね。

2）数字
※ダウンロード数字の表記「numbers.pdf」も合わせてご利用ください。

  • 概数、千（きりのいい場合）、「1つ、2つ」、位取りのカンマ使用等については『記者ハンドブック』と異なるが、その他の用例については『記者ハンドブック』の「数字の表記例」を参考にする。
使用する数字 原則として算用数字。

【例】
同じ製品を5個用意してありまして、その中から今回は1つ、提供しました。
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ（数えられる場合） → 1つ、2つ、3つ、4つ
位取り 桁ごとに位取りのカンマ「,」（半角）を入れる。
＜例外＞西暦やナンバー等
単位語 ・1万以上の数字には、万、億、兆などの単位語を付ける。
・十、百、千の単位語は原則として使用しない。
・｢千｣については、きりのいい数字の場合も「1,000」と表記する。
※ 『記者ハンドブック』では、「単位語の『千』はきりのいい数字に限り使う」とありますが、東京反訳では、きりのいい数字は「1,000」と表記します。

【例】
○1,000個　×千個　　　○5万1,000人　×5万1千人
○1,000万ドル　×1千万ドル　　　○千数百個　×1,000数百個（概数）
基本的な数値の表記例 2万3,456人　1億2,345万6,789円　11億2,345万6,789円　0.05％　1,000個　1万5,000人　平成28年1月23日　4時56分　7時間半　2015年エントリーナンバー4321番（※西暦、ナンバー等にはカンマは不要）
漢数字を使用する場合 ・固有名詞
・熟語
・数えられない場合
・他の数字に置き換えできない場合

【例】
一番乗り　第三者機関　一問一答　一人前になる　お二方にお聞きします
一つ忘れてはいけないのは、環境に配慮するということです。
（「2つ忘れてはいけないのは……」「3つ忘れてはいけないのは……」と普通は言わないので、
他の数字に置き換え不能の例として漢数字にします）
概数・あいまいな数の表記 【算用数字を使う場合】
1.数字の後に「余り」「足らず」「なんぼ」「幾つ」「いくら」「前後」「強」「以上」等が付く場合

【例】
100万余り　100万足らず　100万なんぼ　100万幾つ　100万いくら　100万前後
2.数字の前に「約」「ほぼ」「およそ」等が付く場合

【例】
約100万　ほぼ100万　およそ100万
3.連続する数字で「～」を使う場合

【例】
3～4人（さんよにん）　　50～60個（ごろくじゅっこ）
200～300円（にさんびゃくえん）　450～460人（よんひゃくごろくじゅうにん）
6万2,000～6万3,000件（ろくまんにさんぜんけん）
12～13歳（じゅうにさんさい）　　1.5～1.6％（いってんごろくぱーせんと）
【漢数字を使う場合】

【例】
何十年　　何百年　　何千年　　　十何人　　百何人　　百何十人　　千九百何人
数十人　　数百人　　千数百人　　十数億人　　三十余年
【その他】

【例】
2万数千円　　12億数千万人　　1年数カ月
分数 1.　3分の1　　10分の7

【例】
3分の1の人がアンケートに答えてくれました。
2.　1/3　　7/10（全て半角）

【例】
各団体の賛成者の比率を順番に読み上げます。上から8/9、6/11、4/7、13/14です。

※ 案件や文脈によって使い分けます。例えば数値をたくさん読み上げる場合などは、2.にしたほうが原稿として見やすくなります。
零（れい）・ゼロ 助数詞が付く場合は「0人」「0点」
小数点 小数点も半角で表記する。

【例】
1.何％（いってんなんぱーせんと）　0.幾つ（れいてんいくつ）
0.1秒（こんまいちびょう）　0.1（てんいち）
その他の表記 1人、2人、3人（ひとり、ふたり、さんにん）
お1人、お2人（おひとり、おふたり）
お一方、お二方、お三方（おひとかた、おふたかた、おさんかた）
一月、二月、三月（ひとつき、ふたつき、みつき）
1日、2日、3日（ついたち、ふつか、みっか）50・50（ふぃふてぃーふぃふてぃー）
7・3の割合（しちさんの割合）
3・11の震災（さんてんいちいちのしんさい）
CO2 → CO2　（「2」は下付き文字）
英語の数字の表記 原則として片仮名で表記する。

【例】
スリー、ツー、ワン、ゼロ、発射　　ツーフロア

＜例外＞ナンバー2　　ベスト4