最近、通常(安全な)メールと間違いやすい件名のスパムメールが増えております。
弊社に来ていた最近のスパムメールタイトルでは
「ご確認」
「商品出荷完了」
「【要連絡】修繕依頼」
「お荷物の発送手続き完了のお知らせ」
などといった、通常のメールと区別のつきにくい例がございました。
このようなメールタイトルをつけ、添付されたファイルを開かせたり、メール文面のURLをクリックさせることによりマルウェアに感染させることがスパムメールの目的です。
●マルウェアとは?マルウェアの種類
マルウェアに感染すると、ファイルが見られなくなり解決のための送金を要求されたり、ネットバンクのログイン情報が漏洩するなどの被害を被ります。
●メール本文と手口から見るスパム対策/【具体例】 「日本郵政」「FAX通知」など企業を狙うスパムの文面
対策として以下の点をご留意ください。
1.差出人の確認
〇見覚えのない差出人からのメールは注意し、添付は開かないようにしてください。
実在する会社や団体でも、差出人を偽装している場合があります。
2.添付ファイルにご注意
〇普段よく添付に使われるZipファイル、Word、Excel、その他画像ファイルも注意が必要です。
〇添付ファイルを開けた時にマクロの実行を要求された場合、マクロを有効にするボタンを押さないようにしてください。
3.セキュリティソフト
有料のものを使用し、常に最新の状態になっているようにします。
セキュリティソフトが更新されていることで、新しいマルウェアに感染した場合でもアラートが適用されやすくなります。
4.バックアップ
〇大切なファイルは、外付けのHDなどに保存し、PCとの接続をしない状態で保管しておくことをお勧めします。接続をしないことでマルウェア感染を防ぎます。
〇原稿データ、辞書ツールのためにご自身で蓄積した辞書データなど要保存のファイルを明確にし、バックアップをこまめにとるようにしてください。
5.感染した場合
ネットワークケーブルを抜き、二次感染を防いでください。作業中の原稿があった場合はすみやかに弊社までご連絡ください。
リライターの皆様がそれぞれセキュリティ対策を徹底していただくことが不可欠となっておりますので、皆様のご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。