日頃より大変お世話になっております。

当社でも表記辞書として使用している『記者ハンドブック』の第14版が
いよいよ発売されました。
3月11日ころより、予約をされた皆さまのお手元にも
届いているのではないかと思います。
第13版発売時には在庫不足が生じていましたが、
今回は書店でも入手しやすかったようですね。
紙質が辞書のように少し薄くなったような気がします。

さて、当社では最新版の表記を参考にしています。
今後の予定としては、繁忙期中の3月および4月までを13版、
5~6月を移行期間、
そして7月4日(月)納品案件より、第14版を参考としますので、
ご対応いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 
なお、当社でも変更点を確認しているところです。
個人的に特に気になっていた用語として
・テークアウト → テイクアウト
・テークオフ → テイクオフ
ようやく「テイクアウト」と表記できるようになりました!

そして、変更にならなかったものとして
「あいさつ」は平仮名表記のまま、「ネーティブ」もそのままでした。

帯にありますように、ジェンダー平等への配慮がされ、
文字起こしには関係ありませんが、「女史」ではなく「○○さん」と表記する
などが見られます。

また、目次からは
・書き方の基本に、「科学関連用語」「星の書き方」が追加
・用字用語集に「ジェンダー平等への配慮」が追加
・運動記事の書き方に「戦う」と「闘う」が追加
・資料集2(巻末より) 外国地名一覧 → 外国地名表記例
のような変更が見られています。

『記者ハンドブック』は、世の中の言葉の意味や表記の変化に
少し遅れてついていく姿勢を取っているそうです。
違和感のある表記もありますが、このような理由からということですね。

文字起こしに使用する用語については、当社でも繁忙期後に確認をしていきます。
大きな変更はなさそうな感じですが、
変更になった箇所など、お気付きの点がありましたら
お知らせいただけますと幸いです。

今後も納品原稿の精度向上のために日々精進してまいりますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。