例年にない暑さが続き、秋の気配が待ち遠しいですが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
特にこの時期は、朝晩の気温差や屋内外の気温差、台風シーズンによる気圧の変化もあり、体が対応しきれなくなることもあるかと思います。
何よりも健康あってのお仕事ですので、夏バテしないような工夫をいたしましょう。
暑いとどうしてもシャワーで済ませたくなりますが、暑い日だからこそ38~40℃で入浴剤を使用して入浴するのがよいそうです。
また、生活リズムを一定にすることや適度な運動を行う、栄養のある食事を意識することも大切です。熱中症対策できる飲み物やグッズなどを取り入れて、この厳しい残暑を乗り切れると良いですね。なお、暑い環境下で活動する際には、アイススラリーを飲むなど、深部体温をあらかじめ下げておくと効果的だそうです。夏の疲れが出やすい時期です。引き続き、皆さまどうぞお体を大切にお過ごしください。
次号は10月号(10月10日発信予定)です。

■目次

■はんやくんのへや
文字起こしにまつわることや、ワーカーさまに知っておいていただきたいことを掲載していきます。
■セキュリティーコラム
セキュリティーにまつわるニュースでワーカーさまに関わりそうなこと、ご確認いただきたいことをピックアップしてお届けします。
■のがみんLabo
クオリティー推進部の野上より、役に立ちそうな情報を発信します。
■掲示板
お知らせにも掲載している内容や、継続してご確認いただきたい内容を掲載します。

はんやくんのへや

Word ワイルドカードを使用して、全角数字を半角数字に統一する方法

Microsoftのアップデートにより、Wordの校閲機能に変更があり、表記揺れのチェックボックスが縮小され、「表記揺れ(カタカナ)」以外の機能が一時的になくなったという報告がありました。
現在はこの機能も復活し、以前と同じように使用できるようになりました。

すでにご存じの方も多いとは思いますが、表記揺れチェック機能以外でも、ワイルドカードを使用することで全角数字を半角数字に統一する方法がありますので、ご紹介します。

セキュリティーコラム

個人情報を友人に漏洩した職員を処分 – 三島市

当該職員が業務で知り得た知人の個人情報を友人に漏らしてしまい、懲戒処分となったそうです。業務で知り得た情報を意図的に外部へ漏らすのは論外ですが、友人などと談笑している際に、うっかり話してしまいそうになることもあるかと思います。十分にお気を付けいただけますようお願いいたします。
また、人間の口にセキュリティーソフトを導入することはできませんが、プロとしての意識を高く持つことが、日常の行動にも反映されてくるのではないかと感じます。

個人情報を友人に漏洩した職員を処分 – 三島市:Security NEXT:2025/9/1:

「検索上位だから公式と思ったのに」ESTA代行サイトのトラブル急増 高額な手数料取られる

ESTA代行サイトはあくまで一例ですが、検索サイトで上位に表示されると信ぴょう性の高いサイトであるように感じてしまうかと思います。もちろん、割合としてそのような傾向が強いことは間違いないでしょう。しかしあくまで可能性の問題です。検索結果が上位でも下位でも、変わらずに注意していくことが大切です。

「検索上位だから公式と思ったのに」ESTA代行サイトのトラブル急増 高額な手数料取られる:ITmediaNEWS:2025/8/6:

“ブラウザを自律操作するAI”が暴走 「要約して」と入力しただけなのにパスワードが盗まれた その手口とは?

ユーザーに代わってWebサイト上で実際に操作を行うエージェント型ブラウザは、非常に便利な一方で、重大なセキュリティーリスクも内包していることがあります。
攻撃者がWebページに見えない命令を埋め込むことで、ユーザーがAIに依頼をすると、AIは隠された命令までも一緒に実行してしまうという、非常に怖いものです。
AIが進化し、身近なもの、頼れる存在になっているからこそ、同時にこのような重大なリスクもあると理解する必要があると思います。

“ブラウザを自律操作するAI”が暴走 「要約して」と入力しただけなのにパスワードが盗まれた その手口とは?:ITmediaNEWS:2025/9/3:

のがみんLabo

Windows 10サポート終了とWindows 11への移行について

2025年10月14日、Windows 10のサポートが終了します。何度も同じ連絡をしているようで恐縮ですが、現在でもWindows11に移行していない方が、一定数おりますのであらためてご連絡をさせていいただきます。
まずは、皆さまに関係する今年サポート終了となる製品を一覧表にしましたのでご確認ください。

<サポート終了一覧>

■Windowsサポート終了日一覧

エディション サポート終了日
・Windows 10 Home 22H2 2025年10月14日
・Windows 10 Pro 22H2 2025年10月14日
・Windows 11 Home 23H2 2025年11月11日
・Windows 11 Pro 23H2 2025年11月11日
・Windows 11 Home 22H2 2024年10月8日 ※終了済み
・Windows 11 Pro 22H2 2024年10月8日 ※終了済み

■Officeサポート終了日一覧

製品 サポート終了日
・Microsoft Office 2016 2025年10月14日
・Microsoft Office 2019 2025年10月14日

<注意点>
ここで注意すべき点ですが、Windows10だけではなく、Windows11もバージョンによってはサポートが終了となります。すでにサポート終了しているバージョンもありますので、「Windows Update」は、小まめにアップデートしていただきたくお願いいたします。

<バージョン確認方法>

■「winver」コマンドで確認する方法
1.「Windows + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
2.「winver」と入力して「OK」をクリック
3.「Windowsのバージョン情報」ダイアログで、バージョン情報を確認

■「Windows11」設定アプリから確認する方法
1.「スタート(窓マーク)」→「設定」をクリック
2.「システム」をクリック
3.右側の一覧をスクロールして「バージョン情報」をクリック
4.Windowsの仕様欄でバージョン情報を確認

サポート終了の問題点

サポートが終了したオペレーティングシステム(OS)を利用し続けると、さまざまな問題が発生します。
大きく分けると以下のとおりとなります。

■セキュリティー更新プログラムの停止
これが最も重要な点です。OSには常に新たな脆弱性(セキュリティー上の欠陥)が発見されます。サポート期間中は、マイクロソフトがこれらの脆弱性を修正するための「セキュリティー更新プログラム」を定期的に提供し、ユーザーはこれを適用することで安全を保つことができます。しかし、サポートが終了すると、新たな脆弱性が発見されても、その修正プログラムは提供されなくなります。これにより、OSは無防備な状態となり、サイバー攻撃の格好の標的となります。

■技術サポートの終了
OSに関する問題が発生した場合、マイクロソフトからの公式な技術サポートを受けることができなくなります。トラブルシューティングや不具合の解決が困難になり、業務に支障をきたす可能性が高まります。

■アプリケーションや周辺機器の互換性問題
サポート終了後も、既存のアプリケーションや周辺機器がすぐに使えなくなるわけではありません。しかし、新しいバージョンのアプリケーションやドライバーは、サポートが終了したOSに対応しなくなる傾向があります。これにより、業務に必要なソフトウエアが使えなくなったり、新しい周辺機器を導入できなくなったりする可能性があります。

■東京反訳が提供するサービスとしての問題点
通常、企業においてサポートが終了したOSを利用する場合には、何らかの明確な理由が必要となります。当社のサービスにおいて、古いOSを利用する明確な理由がないことから、セキュリティーに問題がある企業だと見なされてしまい、お客さまの信用を失墜する可能性があります。

Windows10の拡張セキュリティー更新プログラムはどうなのか?

最近になってマイクロソフトは、個人ユーザー向けにWindows 10の拡張セキュリティー更新プログラム(ESU: Extended Security Updates)を1年間(2026年10月13日まで)無償で提供するという、発表を行いました。このニュースを聞いてWindows 10のままで、あと1年間そのまま延長利用できるのだと思われた方も多いと思います。
当社としての立場を踏まえ、このプログラムの利用可否とWindows 11へのアップデートについての考えをお伝えいたします。

<そもそも個人向けESU(拡張セキュリティー更新プログラム)とは何なのか?>

ESUは本来、企業や教育機関向けに提供される有償のプログラムであり、サポート終了後も最大3年間、重要なセキュリティー更新プログラムを受け取ることができるサービスです。通常、ESUの費用は年々高額になる仕組みで、例えば初年度は1デバイスあたり61ドル、2年目は122ドル、3年目は244ドルと設定されています。
個人向けには、初年度1デバイスあたり30ドルで本来提供されている有償ESUを、今回は「所定の手続きを行ったユーザーに対して」1年間無料で取得できるというものになります。これにより、Windows 10のサポート終了日である2025年10月14日以降も、2026年10月13日まではセキュリティー更新プログラムを受け取ることが可能になります。
しかし、無償で延長できるメリット以外に、いくつかの問題点(デメリット)もあります。

<ESUの問題点(デメリット)>

■所定の手続きが必要である
・Windowsバックアップ機能を使用してクラウドに設定を同期
・Microsoft Rewardsポイント1,000ポイントとの交換
上記どちらかの対応が必要となります。
※やり方の詳細は割愛しますので、ご興味がある方は調べてみてください。

■限定的なセキュリティー保護である
ESUプログラムで提供されるのは「重要」および「緊急」に分類された「重要なセキュリティー更新」のみに限定されます。
Microsoft Officeなどのアプリケーションや、サードパーティー製のソフトウエア、ドライバーに対するセキュリティー更新は含まれません。つまり、OS以外の部分に脆弱性が発見されても、それは修正されずに放置されることになります。これは、PC全体のセキュリティーを考えると、非常に大きな穴となります。

■根本的な解決ではない(一時的な延命に過ぎない)
この措置は、あくまで「延命」であり、Windows 10のサポート終了という根本的な問題の解決にはなりません。1年後には再びサポート終了の期限が訪れ、Windows 11への移行を迫られることになり、結果的に、問題を先送りしているに過ぎないということになります。

■Windows11の操作に慣れない
基本的には同じWindowsのため、大きく操作感が変わることはありませんが、Windows11から実装された機能も多くあるため、早めに移行した人と比べて、作業効率において差が付いてしまう可能性があります。
以上のことを踏まえて、東京反訳の業務においては、Windows10の延長は好ましくないと判断させていただきます。

まとめ

■Windows11でも、更新をしていないとサポート終了になってしまうことがあるので気を付ける。
■東京反訳としては、ESUを利用したWindows10の延命措置は推奨しない。

以上となります。PCのアップデートはお金のかかることですので、なかなか強要しづらいことではあるのですが、何とぞ早めの対応にご協力お願いいたします。

掲示板

「Windows10」OSバージョンアップおよび「Office2016/2019」バージョンアップ完了登録フォームについて

2025年委託先情報セキュリティーチェックリストにて
「Windows10」 および「Office2016」 「Office2019」と回答されたワーカーさまにつきましては、
2025年10月14日にサポート期間が終了いたしますので、
その前にバージョンアップを実施し、完了したことを当社にご報告ください。

また、複数台お持ちの方で今後当社の業務において、該当するPCを使用しないという方につきましても、
以下のアンケートフォームにてご回答くださいますようお願いいたします。

「Windows10」 OSバージョンアップおよび 「Office2016」 「Office2019」バージョンアップ 完了登録フォーム【東京反訳】

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回答提出期限:2025年10月13日(月) 9時まで
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なお、当社のセキュリティー基準を満たしていない場合は、
今後継続的にお仕事をご案内できないこともございますのでご注意ください。
ご不明点等ございましたらクオリティー推進部宛までご連絡ください。

ワーカーマイページの情報について

転居や氏名、登録口座に変更があった場合は、必ずワーカーマイページの情報を更新してください。
特に登録口座につきましては、お振り込みができない場合がございますのでお気を付けください。

らしんばん 用語集について

ワーカーらしんばん用語集につきまして、ご登録いただいた用語が増えております。
ご協力いただきありがとうございます。
今後も引き続き、作業いただいた案件で調べた言葉のうち、
皆さまにも共有したほうがよいと思われた用語について、ぜひ登録していただければと思っております。
また、まだご使用になっていない方も、マイページの上部のほか、
納品のページから用語集へ飛べるようになっていますので、納品後にでもぜひ一度ご覧になってみてください。
また、説明文で悩んでしまう場合は、出典元URLの文章のコピペでも大丈夫です。管理者のほうで編集させていただきます。

※出典の記載に、Wikiや個人ブログ、個人ページはNGです。
用語集の使い方については、こちらのマニュアルをご確認ください。
用語集操作マニュアル_ver1
今後もワーカーの皆さまがお仕事しやすい環境を整えていきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。

情報処理技術者試験取得者奨励金【申請方法について】

対象の試験の合格証書をお持ちの方を対象に、情報処理技術者試験取得者奨励金を支給しております。
少ない奨励金額にて恐縮ですが、資格取得費用の足しにしていただければ幸いです。
合格証書をお持ちで申請されていない方につきましては、ぜひ申請ください。
詳細は以下をご確認ください。
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