音声が聞き取れない場合は、以下の3種類で表記します。

1)単語や短い文単位で聞き取れない場合
音の数にかかわらず、●(くろまる)を1つ入れる

【例】
今日は●いいね。
(原発言)今日は天気がとてもいいね。(青字が不明箇所)

2)長い文単位で聞き取れない場合
<聞き取り不能>を入れる  (<>は全角)

【例】
これから<聞き取り不能>ことです。
(原発言)これから皆さんにお集まりいただこうということなんですが、これから案内を出すので日程はこれから決めたいとのことです。(青字が不明箇所)

3)発言が重なり全く聞き取れない場合
発言が重なり聞き取れないとき
<発言が重なり聞き取り不能>を入れる
※<>は全角

【例】
A:だから、それは違う。
<発言が重なり聞き取り不能>
B:何が違うんですか。
<発言が重なり聞き取り不能>
C:それはおかしいだろう。

※ お客さまからお預かりする音声は、録音状態が良い明瞭なものばかりではありません。意味を取り、繰り返し聞いたりイコライザーで音質を調節して、聞き取り不能箇所はできるだけ減らしていただきたいですが、誰が聞いても聞き取れない部分もあります。そのような場合には、聞き取り不能であることを明示します。
時折、聞き取れない部分をそのまま飛ばしている(明示していない)原稿がありますが、そのような起こし方はしません。お客さま自身が原稿を確認する際の指標にもなりますので、聞こえないことを伝えることも重要です。

※ 著しく音質が悪いと1~3のどれに該当するか分からないこともあります。その際には、短い場合は1、長い場合は2、重なっている場合は3と判断してください。