整文の度合いについては整文（旧：整文ですます調）と同じです。

語調を「である」または体言止めに整える。
※ 挨拶の「おはようございます」、感謝の「ありがとうございます」、自己紹介の「○○です」は、ですます調のままにする。

【語調の修正例】
そうなんです → そうである
言っているんです → 言っている／言っているのだ
なっちゃって → なった
知りません → 知らない
それはありません → それはない
その案で決定です → その案に決定である／その案に決定だ
分かるけど → 分かるが

※語尾・文末の整え方　ダウンロード加工レベル「processing_level.pdf」、ダウンロード文末の処理「sentence_end.pdf」参照

例1

それから、トラックバックを使うといいというのは、何かの出来事やある人物について調べたい時である。私の場合はインタビューのテープ起こしをする仕事であるが、皆さんの場合は、例えば個人的な誰かについてインタビューに行き話を聞く仕事ができたら、その人物について下調べをするであろう。そういう時には、最低限その人のブログがないかだけは一通り絶対に目を通しておいたほうがいい。そうするべきだと思う。仕事柄、他の記者さんやライターさんがインタビューを行っている場面を起こすことが非常に多いが、ライターさんが取材をする時は、たくさん調べていると思う。そういうものもテープを聞きながら、「取材はこのようにするのか」と何となく勉強させてもらっている。ブログは絶対に読んでいる。

例2（婉曲表現・丁寧語が多い場合）

この条文の中においてはいろいろな解釈があるが、いわば自衛隊という実力組織を保持し、われわれは既に国際貢献の中でこの自衛隊を活用している。それもやはり明示的に書く必要があるのではないか。あるいは、交戦権について「これを認めない」と書いてあり、これについてはわが党の中で種々議論があった。（国家基本政策委員会合同審査会　平成18年11月8日　内閣総理大臣発言）