ケバ=不要語・無機能語
※生きている言葉を起こすため、下記のものを一律に削除するというわけではなく、生かすべき場合もあります。判断の基準としてください。
注意事項
- 下記の例は判断の基準としてください。
- 下記の例を一律に削除するというわけではありません。
- 生きている言葉を起こすため、生かすべき場合もあります。
「ケバ」であることが多いもの
1)単なる相づち
同意やイエス、ノーの「うん」「はい」「ええ」等は起こす。単なる相づちでそのまま再現すると読みにくい場合、「うん」「はい」「ええ」「なるほど」「そうですね」等はケバ付きの場合も起こさない。
2)無機能語
【例】
えーと えー あのー そのー うーん ふーん はー ああ まあ 等
3)伸ばし・長音
語尾の伸ばしは再現しない。
【例1】
それでー 、電話はー、→それで電話は
【例2】
そうかなあ。 → そうかな。
【例3】
すごーく(使用可だが最小限に抑える)
4)言いよどみ・どもり
【例1】
大学をそ……卒業するまで → 大学を卒業するまで
【例2】
かいはい……再開発に関して → 再開発に関して
5)明らかな言い間違いで言い直しがある
【例】
ゴウセンセンイ……合成繊維は、 → 合成繊維は
6)口癖
1.話し方で連発される終助詞「ね」「よ」「よね」
※口癖と捉えても適宜残す
【例】
こちらにね、ありましたね。それからね、こちらにもありましたよね。次はね、こちらになりますね。 それでは、説明しますね。
→ こちらにありましたね。それから、こちらにもありました。次は、こちらになります。 それでは説明しますね。
2.話し方で連発される「やっぱり」「ほんとに」「もう」「こう」「非常に」「なんか」「何というか」
※口癖と捉えても適宜残す
【例】
やっぱりやるしかなかったので、やっぱりここで頑張って、やっぱり力を出さないと、 やっぱり後悔するって思ったんです。
→ やるしかなかったので、ここで頑張って力を出さないと、やっぱり後悔するって思ったんです。
3.接続的な口癖「で、」
※「それで」の意味がある場合は起こす
【例】
で、無理って言われて → 無理って言われて
7)自己相づち
【例】
ということなんです、はい。 → ということなんです。
8)終助詞的な助詞がセンテンスの途中に来るもの
【例】
実はですね、今度ね、これを → 実は今度これを
9)独り言
【例】
・何でしたっけ、そう、こちらの様式は
→ こちらの様式は