テープ起こし・文字起こし用語集

ケバ付き素起こし・ケバ取り素起こしけばつきすおこし・けばとりすおこし

「ケバ付き素起こし」とは、テープ起こし・文字起こしの際、作業者の耳に聞こえたまま、「あのー」「えー」などのそれ自体では意味をなさないケバと呼ばれる言葉もそのまま書き起こした原稿を作成することです。
「ケバ取り素起こし」とは、ケバは書き起こさないで原稿を作成することです。

「あのー」や「えー」など、文脈に関係のない、削除しても文章の意味を損なわない短い言葉のことを「ケバ」といいます。「無機能語」「フィラー」などとも呼ばれます。また、広い意味では言い間違いや言いよどみ、言葉の重複も「ケバ」に含まれます。

文字起こしをする場合、読みやすさを重視した「ケバ取り素起こし」で起こす場合が多いです。ただし話者のニュアンスや語感などを重要視する場合には「ケバ付き素起こし」で起こす場合もあります。

「ケバ付き素起こし」

ケバも含めて、発言を全部聞こえたままに書き起こすことを指しています。「丸起こし」「逐語訳」などという場合もあります。会話記録の厳密性を求められる裁判記録やカウンセリング、会話分析のテープ起こしのときに指定されることが多い起こし方です。

「ケバ取り素起こし」

ケバを全て書き起こすとかなり読みにくい原稿になるため、インタビューや講演、会議などの文字起こしの場合には、ケバ取り素起こしを選択するのが一般的です。